日本とトルコは連動する。
大日本帝国の復活と、オスマン帝国の復活。
ともに独裁的長期政権を望み、ともに憲法を改正する。
安倍政権が「闇(83)の道」なら、ギュレン派のみならず反対派の大粛清を開始したエルドアン政権もまた、いままさに闇の道を進んでいる。
「この道を。力強く、前へ」だ。
7月10日の参院選と、7月15日のトルコのクーデターは対応している。
両政権にとって、好機到来でもある。
ただし、それが月黄泉の伊方原発3号機の核燃料装填からはじまった流れだってことを、僕らはきちんと関連づけて認識しとく必要がある。
クーデターの15日には、第8大和丸の沈没事故が発生。
月黄泉が照らす闇の道は、へたすりゃ大和+沈没ってことかもしれない。
両政権が事象的につながったのは、2013年5月の安倍・エルドアン会談。
シノップ原発の受注が約束された。
トルコの反対運動で指摘されたとおり、フクシマの輸出だ。
トルコはアナトリア半島にある。
アナトリアの語源は古代ギリシア語の「日の出」。
日の出の国の大地母神と、日出ずる国の大地母神は縄文レベルでつながっている。
東日本大震災のあと、トルコも三度の大地震に見舞われたのは偶然ではない。
トルコの大地母神は、いわば世界大地母神連合のゴッドマザー。
両サイドにネコ科の猛獣を従えたこのチャタル・ヒュユク遺跡のゴッドマザーは、後世古代ギリシアやローマにも信仰が拡がった大地母神キュベレーの起源とされる。
キュベレーもまた百獣の王ライオンを従えていた。
そのトルコでテロが頻発するようになったのが、去年2015年。
大地母神たちがとうとう地球規模で限界点を超えた年だ。
母なる地球の日の大噴火と、大地母神の山チョモランマの巨大地震。
母島で最高震度を記録した小笠原諸島の超深発地震で日本列島全土を揺らしたのは、イザナミだ。
2015年は原発再稼動元年。
その年に世界の大地母神がリミットを超えたのは、イザナミのカグツチ出産たるフクシマが、日本だけでなく地球レベルの核への警告だったってことだろう。
川内原発の再稼動後、9月9日に鬼怒川で示されたイザナミの怒りは、十月十日に首都アンカラで発生したトルコ史上最悪の自爆テロに連鎖する。
直前にネコ科の冥土カフェ火災でヒロシマの碇(神社)が示されたように、アンカラはアンカー。
碇(いかり)のこと。
鬼のいかり⇒ヒロシマのいかり⇒アンカラのいかり。怒りの連鎖だ。
ことし三月十三日にも、アンカラで大規模テロが起きた。三十三は、闇の事象数である。
「ここはもう昔のアンカラではない」
市民の言葉が印象的だった。
ここはもう、昔の地球ではない...。
2013年5月のシノップ原発の合意により、日本列島の十字と共鳴する<ミロクの犠牲の十字>が完成する。
串本セッティングだ。
トルコでは国民に反オスマン帝国の火がついて反政府運動が全国に拡大。
トルコの春と呼ばれたが失敗に終わる。
そのあと火がついたのが、オスマン帝国自体のカルマ。
シノップといえばロシア黒海艦隊によるシノップの虐殺。クリミア戦争だ。
そして起きたのが、クリミア戦争の舞台で、チェルノブイリ原発事故の舞台でもあるウクライナのクーデターと3.11のクリミアの独立、そして泥沼の紛争だった。
世界大戦の前哨戦といわれるクリミア戦争は、ロシアとオスマンの戦いとしてはじまった。
なので、シノップ原発⇒クリミア危機⇒ロシアへの経済制裁がおなじ前哨戦の意味をもつなら、2014年当時友好状態にあったロシアとトルコの関係は、いずれ必ず悪化するはずだと思っていた。
それも去年、クリアしたよね。
トルコ軍機による、ロシアの戦闘爆撃機撃墜事件だ。
かたや日本にとって最悪の事象は、イスタンブルのボスポラス海底トンネル(大成建設)が試運転から開業にむかっていた時期、2013年9月9日に、トルコのカッパドキアで起きた。
女子大生の暴行殺害事件である。
亡くなられた方が示したのは、宮城の熊野那智神社。つまり母なるイザナミ。
暴行殺害は、カグツチにホトを焼かれたイザナミをあらわす。
いまの黄泉のイザナミの流れは、この日からはじまったのだ。
(イスタンブルを破って東京五輪が決定した翌日だから、とうぜん東京五輪も取りこまれてる)
だいじなのは、もうひとりの方のお名前に「星」があったこと。
その星が、星空の中心に位置する北極星と、北斗七星をあらわすのは明らかだった。
シノップ原発受注はフクシマの輸出。
フクシマは相馬妙見。妙見は北辰(北斗)信仰。
そのシンボルは、オスマン帝国とおなじ「月星」だ。
フクシマ以降、北海道では特急北斗やスーパー北斗の事故が相次いだ。
安倍・エルドアン会談の2013年にも、北斗14号の火災事故が八雲町で起きた。
北海道は開拓団の北辰旗にシンボライズされる。
いまにして思えば、北海道神宮の札幌に「二つの太陽」があらわれ、そして射落とされたニセの太陽が北辰信仰のフクシマだったのは、そういうメッセージだったんだよな。
今回のシクミの中心には、北辰妙見尊星王(天御中主神)がいるってこと。
ことし5月に北海道で、北斗市の大和くんの行方不明事件があったけど、現場はトルコのシノップ原発と同緯度だった。
黄泉のイザナミのバックにも、アナトリアの大地母神のバックにも月星=北辰(北極星+北斗七星)がいる。
そしてそのシクミはすくなくとも地球の北半球をおおっている。
熊本地震だって無関係ではない。
フクシマの相馬妙見とともに、日本三大妙見に数えられるのが熊本の八代妙見宮(八代神社)。
中央構造線の熊本の八代市は、妙見菩薩(北辰妙見尊☆王)がはじめて寧波から日本に上陸した場所だ。
その妙見菩薩の御神渡りの雲は、2009年7月9日にかかった。
そして長野県神城断層地震の翌日、2014年11月23日に糸魚川静岡構造線にかかった、例の御神渡りの雲。
「日本は世界の雛型」とはよくいったものだ。
まず妙見菩薩のストーリーが中央構造線に注入され、7月22日の回帰日蝕でイザナミが黄泉がえり、
イザナミがふたたび黄泉にもどった翌年2014年に、糸魚川静岡構造線にミロクが注入された。
そして2015年に、大地母神(母なる地球)がリミットを超える。
日本列島の十字は、北辰とミロクで構成される。
ことし6月24日、伊方原発3号機の核燃料装填で、中央構造線に月黄泉がくわわった。
つまり妙見+月。まさに「月星」の完成。
だからその流れで7月10日の日本の参院選と、7月15日のトルコのクーデターが連動した。
そうしていよいよこれから、北辰とイザナミをバックに、月黄泉の闇(83)の道がはじまるのだ。